チョコレートコスモス

その名のとおり チョコレート色のコスモス
チョココスちゃんと出会った。
昔から か弱く、育てても なかなか花がついてはくれないイメージの花であったが、その大きく立派な鉢には たくさんの蕾と 焦げ茶に光るチョココスが ぴーん、と咲いていた。
欲しいなぁ、しかしながら 我が家のベランダに置くには大きすぎる鉢。3500円程の立派な値段。さすが泉の高級スーパー。うーむ、、と うなりながら 一旦その日は諦め、家に帰ると、チョココスのことは すっかり忘れてしまった。

  その翌日のこと。素敵な友人マダムがボタニカルガーデンに行こう!と提案してくれ、二つ返事で向かった。泉ヶ岳の近く、山の空気の中で咲く花達の、パワフルなことといったら!
わんさかと咲く 美しき薔薇達を楽しんだ帰りぎわ。売店にチョココスの鉢があったのである。3号鉢で480円。切り花に出来る長さある花が咲き、迷い無く連れて帰ったのは言うまでもない。
 この10年程で、切り花、鉢花ともに、環境に強く おそらく改良されているように思う。とにかく、日持ちが良く、強く咲くものが増えた。
あんなに壊れやすく 繊細だった チョココスの花が 目の前で 頑丈に咲いている。f:id:glanmana:20160609113031j:image
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ディル

新入りさんの ディルの様子がおかしい。
茎が伸び、根も少しはったようだが、
なんだかスカスカ、ところどころ 葉が折れている。 
へんだなぁと 葉をつまんでいると、、、今まで出会ったことのない、細い小さな青虫くんが。ナルホド、茎と同じ細さと色。 分からないはずた。
他にもいないか くまなくチェックしたら、卵がひとつ。
日ごろ、なるべく争いを避け、流れに身を任せている自分ではあるが、この戦いには 負ける訳にいかない。
 大きく 香り良く育ったディルを どうしても料理に使いたいのだ!白身魚のカルパッチョの上に、この繊細な葉を広げたい!

  この小さな戦いは、自分の中にどうやら刺激を与えているようだ。 
  なんだかよくわからないが、今日これから、”ずっとやりたくてもやれなかったこと” のひとつをやろうと思う。
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また、わが家の筍ちゃんが大きく膨らんでいる。


ウンベラータ

今日から6月。爽やかな朝の風が マンションの各部屋を通り抜けている。
宮城と愛知、同じ本州で こうも違うものかとびっくりするくらい、ここ仙台は気持ち良い風なのだ。
 
昨日は火星が地球に大接近していたそうだが、
滅多にないハプニングが重なる日となった。ひとつは。大切に 毎日のように身に付けていた ネックレスのチェーンが いきなり外れ、するすると乗っていた電車の扉の下へ 小さな蛇のように消えていった。なんとか ダイヤの付いていたトップはかろうじて取り留めたが、付け心地良いチェーンが消えてしまうのは なんとも申し訳ない気持ちになった。
 駅員さんにも 線路を見ていただいたり、連絡をあちこちにしていただりしたのだが、見つからなかった。
  ちなみに重なったもうひとつは、コンタクトレンズ。ケースから出したらパリリと割れていた。こんなことも、滅多にない。こちらは保証内だから交換出来るから良しとして、、、

さて、話しは我が家のウンベラータ。
このひと月。ピカピカ、あんなに元気だった大きな葉が一枚ずつ黄色くなり、ぱさっと外れる。 かわりに、小さな赤ちゃん葉が何枚も出始めている。筍のような形状となって。
 今まで何度も 葉を落とし、天井めがけて新しく伸びてきたウンベラータ。買ったときは50センチ程の小さな鉢だったがようやく倍くらいの背丈になってきた。きっと今年は この愛らしい筍ちゃんが もう少し伸びていくのではないかと、毎日にまにまと 見つめている。f:id:glanmana:20160601103535j:image
さぁ。ウンベラータを見習って、6月からの新しい一日一日を、楽しんで行きましょう♪

カモミールティー

なんだかおかしい。
朝から 優雅にカモミールティーなど飲んでいる。
実に爽やかな朝である。
昨日植えたハーブの苗が ぴん、と気持ち良さそうにしているのを確認し、朝陽の光を浴びていると、コーヒーよりも紅茶よりも、からだが笑顔になるような飲み物を入れてみたくなったのである。
なんだかおかしい、というのは 言うまでもなく、普段の自分は まだまだお布団をくるまっている時間なのに 勝手に目が覚め 身体がするすると動いているからである。
 気温が上がり、ようやく冬眠から目が覚めた熊のようなことだろうか。 
 これがしばらく続くかどうかは 怪しいものであるが、朝陽を浴びながらのカモミールティーは どうも 私のスローな1日の始まりにふさわしいような気がする。

レモンバーベナ

昨日 藤崎百貨店の食品売り場で ハーブ苗を購入した。

ディル、コモンタイム、レモンバーベナ

今までも ハーブをいくつか育ててきたが、どうもこの蔵王育ちの苗には 凛とした生命力を感じてしまった。

いつもより一時間早く起き、リビングから一番良く見え、風通しと日当たりの良い場所に植えてみた。

久々に土に触れ テンションが上がってくる。そうだ、他の鉢たちも.....。 そんなわけで ごそごそと古い鉢達の土を入れ替え、場所を替え。なんだか気持ち良くなって、新しいことを始めたくなり、久しぶりにブログを書いてみようなどと 思ったのである。

仙台に越して ちょうど一年。

季節を迎えることへの喜びが 年々増していることに

ようやく気がついた自分がいる。

レモンバーベナは、どこまで成長してくれるだろう。

気持ちの良い風と 優しい陽射しのこの場所では、すくすくと 大きくなるような気がする。

数日前にアフタヌーンティーで飲んだ、あのハーブティーにも、確かレモンバーベナが入っていたなぁ、と

香りを思い出しながら。